2025年 ショパン国際ピアノコンクール〜3次予選

いよいよ10月14日から第3次予選、セミファイナルが始まります。


これまでの流れ:

 書類・ビデオ選考 
  •  予備予選応募人数(書類・ビデオ選考) 642人
  •  書類・ビデオ審査通過人数 171人
  •  上記171名の内、棄権が9人
  •  予備予選参加人数 162人

  • 関連記事: 書類・ビデオ選考

  • 予備予選 - Preliminary Stage : 2025年4月23日~5月4日
    • 予備予選通過人数 66人
    • 予備予選免除 19人
    • 上記 合計85名が1次予選に進出することになっていましたが、
    • 棄権が1名報告され、84人が一次予選に出場しました。
 関連記事: 予備予選のまとめ
  
  • 1次予選 - Stage 1 : 2025年10月3日~7日
  1次予選参加人数 84人
  1次予選通過人数 40人

 関連記事: 1次予選のまとめ


  • 2次予選 - Stage 2 :  2025年10月9日~12日
  •  2次予選参加人数 40人
  •  2次予選通過人数 20人
  • 関連記事: 2次予選のまとめ

  • 2次予選、かなりレベルが高かったですね。やはりポロネーズのような大曲になると粗が目立つし、ミスタッチが結構目立ちました。1次予選で好調だった人たちも、2次になると音のクォリティーを保てなくなる人も多かったように思います。音量のコントロールも難しそうでした。難易度の高い曲を弾くという緊張感をどこまで克服できるか、精神力の勝負ですね。

    2次予選の結果で意外だったのは、Hao Rao君が通過しなかったこと。前回最年少でファイナルまで行っているのに、意外です。今回の2次予選の演奏を聴いても、落ちる理由が見つからない感じだったのに。ただ心に訴えるものがないという印象はありました。やはり正確に弾けるだけではダメなんでしょうか。

    2次予選で強く印象に残っているのは進藤実優さん。プレリュード全24曲は本当に心が入っていて、素晴らしかったです。続く英雄ポロネーズも、音のクリアリティーを保ちつつ、女性とは思えない力強さで圧倒的な演技でした。会場からの歓声もすごかったです。

  • 3次予選(セミファイナル)に参加するのは20 名。うち8名は予備予選免除(Direct Entry) の人たちでした。

  • 3次予選 - Stage 3 : 2025年10月14日~16日
  • 3次予選参加人数 20人
  • 3次予選通過人数 10人(予定)

  •   演奏時間 45 〜 55 分

      課題曲1 ソナタ Op.35 もしくは Op.58

      課題曲2 マズルカ 以下の作品から1セット
       Op.17, Op.24, Op.30, Op.33, Op.41, Op.50, Op.56, Op.59

      自由曲


    カナダ勢、2次予選に参加したKevinとEric、2人とも3次への切符を手に入れました。特にKevin Chenはおそらくファイナリストになるのではないかと期待しています。
    Eric Guoは前回のショパコンでは1次予選止まりだったので、今回はセミファイナル進出、大躍進です。


    日本からは以下の3名の方がセミファイナル。おめでとうございます。
    進藤さんは前回もセミファイナルでしたね。
    牛田君は前回2次予選止まりだったので、今回は躍進しました。

    ポーランド勢も強そうです。
    特にPiotr Pawlak、今回ショパコン3回目の出場です。前回、前々回共に1次予選止まりだったのですが、今回はファイナリストに行けそうな予感。
    Piotr Alexewiczは前回もセミファイナル進出しています。
    私の大好きなYehuda君も素晴らしい表現力。セミファイナルに残ってくれて嬉しいです。



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