いつもレッスンで
「そろそろこの曲終わりにしたいんですけど」
というと、
「Gariさんが良いと思うならそれで良いですよー。」
という答えが返ってくることがほとんどだった。
でもあの時は違った
それはあの因縁の
舟歌
昨年2022年は1年かけて「無謀曲1日1小節企画!」というとんでもないプロジェクトを立てて最終小節まで到達した。企画を最後までコンプリートしたことは、出来栄えは置いといて自分を褒めてあげたい達成感にかられた。
過去記事
しかし気になる出来栄えの方は、
「思った以上に酷かった」
そりゃ1日1小節15分ずつで、1年後にはさらっと弾けちゃった〜なんていう甘い話があるわけない。しかしもうちょっとマシに弾けてるのでないかと言う希望的観測は見事に打ち砕かれた。まいりました、舟歌君。
せっかく亀の歩みで1小節15分ずつかけてやって来たのだから、もう少し続けてみようということで、2023年からはこの曲をレッスン曲として取り組むことに。
しかし、Gari♪ぴあ〜の再開史上最強の無謀曲であったことを思い知らされることになる。まぁ、当たり前と言えば当たり前の結果なのだが、なんでも実験してみないと気づかない。
昨年の1日1小節企画での最大の収穫は、1日15分という短い投資で、譜読みがひと通りさらっとできたということ。しかし今年前半、レッスン曲に格上げして6ヶ月取り組んでも、ほとんど上達の見込みがなかったので、そろそろ潔く終わりにしようと思い、先生に強制終了する旨を伝えた。
もともとど先生も、あまりに無謀もいいところの曲なので、半分鼻先で笑うように「Gariさんがやりたいならやればいいんじゃないっすかぁ」と言う半分見放されたような状況で、レッスンでも「あまりに酷くて言うこと無し」「助けようがない」「どこから手をつけていいやら」みたいな、気持ち良いくらい辛口コメントが多かったのですが。。。
舟歌 2023年6月時点、レッスン曲として6ヶ月取り組んだ時点での経過記録動画。演奏時間12分57秒。聞くに耐えない演奏なので、ご注意ください ↓
自分ではもう限界に達していると思い
6月末に強制終了を宣言すると、先生から意外な言葉が。
「え〜?まだ伸び代ありそうな感じするんだけど。ほんとにやめちゃうの?やめるのは簡単だけど、ここでやめるの勿体ないなぁ。そもそもちゃんと時間かけて練習して来たようにも見受けられないのよね。他の曲の比重を少し下げて、舟歌君にかける時間を多く配分してあげたらどうですか。もうちょっと続ければまだ少しは伸びそうな気配がするわよ。」
え〜? ど先生がそんな風に言ってくれるなら🥹(いや、マジで目に涙が)
強制終了続行してみる!
と言うわけで、夏から更に半年、2023年の終わりまで頑張ろうと決意したのでした。
ど先生が初めて、「まだ終了させちゃらん」と言ってくれた舟歌。
なんか、珍しくまたやる気出た。
っしゃーーあと半年頑張るぞーと思ったあの日、頭にこだましたのは、昔流行った「それが大事」という歌。この歌詞に、励まされるのよ。
負けないこと
投げ出さないこと
逃げ出さないこと
信じ抜くこと
ダメになりそうな時
それが一番大事♪
そして12月。もう思い残すことはないと思い、こんどこそほんとに終了宣言した時の記録としての動画。演奏時間10分11秒。少なくとも、半年前よりスムーズに弾けるようになり、演奏時間も2分40秒も短くなった!はい、まだまだ下手ですけど、とりあえず、自分なりに納得するくらい取り組めたので、これで終わりにしました。半年前よりかは少しだけマシになってる?と思う。こちらも聞くに耐えない演奏なので、ご注意ください ↓
ピアノ道の愛だけはめっちゃこもってます。
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