別れのエチュード、レッスン記2本目です。
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9月から取り組んでいる別れのエチュード。
12月中には終われそうな目処がついてきました。
まず1ページ目。簡単そうだけど、メロディーライン引き立たせるの、すごくムズイ。
「Gariさん、ペダルに頼りすぎで指が怠けています。ペダルでレガートできたつもりになってちゃダメですよ」
相変わらずど先生、キツイことを直球でズバッと言います。
ここはショパンが「自分が書いた作品の中でも最も美しい旋律」とおっしゃった部分。
ど先生から提案されたのが、
- ペダルに頼らずレガートができるように、ペダル無しで練習する (ショパンの練習、最初のうちはペダル無しの法則、この曲に限らずいつも先生に言われる)
- 右手は小指の旋律が引き立つように、手首を柔軟にして小指側に腕の重さが乗るように
- 旋律以外の部分をスタッカートで練習する
この部分の練習動画 ↓ ペダル無しバージョン。旋律以外をスタッカートってかなりムズイ
そして3ページ目、この曲の難所中の難所。
ど先生「何かが変なのよねぇ。。。何かが。。。。あ〜っ!スラーだわ。Gariさん、また勝手に楽譜モディファイしてる!」
今までスラーの位置を完璧に間違えていました。というか、ここ難しすぎてかまえてしまい、スラーがあることさえ見えてなかった。写真下の赤字で書いたスラーが今までわたくしが勝手にモディファイしていた大間違いのスラーです。こういう間違い、すっごく多いんですよ。勝手に思い込むというのか、そこまでひとつひとつ見てなかったというのか。
この部分、蒸気機関車🚂🚂イメージして、「シュッ、、、、シュッ、、、ポッ、、ポッ、シュッ、、シュッ、ポッ、ポッ、シュッシュッポッポッ、シュシュポポ………」って言うノリなんだそうです。スラーの位置間違えててなんかリズム感悪い弾き方になってて、シュッシュッポッポにはなってなかった。今シュッシュッポッポ言いながら猛特訓中。こうすると徐々にスピードアップするのがスムーズにできる感じ。意外と効きます。
そして難所の後のポリリズムの嵐。ショパンさん、エチュードだからってこれでもかと言うくらいいろんなテクを一曲に盛り込んでくれてます。
「Gariさん、ここ2:3のポリリズムですけど😑」
あ〜ほんまや〜っ!ちっちゃい数字で3連符書いてるやん、見えてなかったわ。完璧にリズム変えちゃってました。
練習開始後1ヶ月目の動画 ↓ (2021年10月1日の動画)。これはまだレッスンを受ける前の段階。これ見ると、上で指摘されたところ、確かに全部当たってるわ。こまめに動画撮っておくとおもしろい。いかに自分の楽譜の読み方が甘いかを思い知らされる。
練習の途中経過の記録なのでかなり酷い状態ですから、お耳汚しご注意ください。
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