音色改善のためのTipsいろいろ
ピアノを再開して1年経ったころ(2021年の初め頃)、自分のピアノの音色はなぜこんなにも濁っているだろう、なぜプロのピアニストはあんなにクリアな音色が出せるんだろう、と音色について疑問を感じるようになってきました。このような疑問が生まれてくるということ自体、自分にとっては凄い進歩で、ピアノ再開して良かったなぁと思うわけですよ。音色が改善できるかどうかは別として、問題点に気づけたという事実が嬉しかったんです。それまではがむしゃらにピースをこなしていくことに意識が集中していて、スムーズに弾けただけで満足していたわけです。
今日は今Gariがピアノを習っているど先生から学んだ音色改善のためのTipsをシェアしますね。
- 誰かに手首を支えてもらい(もしくは自分の左手で右手首を支えてみる)、指はそこから吊るされているかのような感覚を感じる。指がだら〜ん、ぶらぶら〜となっているような感覚。その状態でピアノを弾いてみると、音色が格段に良くなるのを実感できる。
- 「風船奏法」手首に風船を結びつけたような感じを想像して!イメトレのようなものです。まず鍵盤に自然に手を置き、風船が手首をふわっと上に持ち上げてくれるような感覚。ゆっくりと手首が風船の力で上がっていき、指が鍵盤に触れるか触れないかのところまで上がった時点で一旦止める。その地点から、重力で指が落ちるような感覚で、鍵盤の底にちょうど着くくらいのところまで指を落とす。鍵盤の底に到達してもなお力を入れ続けていると、音が濁る。
- ピアノは指で弾かない。指を動かそうとすると手首に無駄な力が入って固まってしまう。その結果音色も悪くなり、手に痛みが出ることもある。
過去記事 ピアノは指で弾かない⁈
- とにかく指の第三関節(指の付け根、手の平に一番近い関節)から先は常にリラックス。
- フォルテは鍵盤を押し込むのではなく、音を掴み取るようなイメージで。
これらのことを意識してみると、確かに音色が改善したような気がしました。しかし、常にこれらのことを実践していくのはほんとに難しい。特に難しい曲になると、指をリラックスさせたくても、ついつい力が入ってしまうものです。永年の癖を無くすのは難しいっすね。
コメント
先日より大変参考になる記事をありがとうございます!
私もずっと弾き方については悩みながら、試行錯誤を繰り返しています。
指に力を入れないように気をつけていたつもりが、今度は指を動かせていないことに気づき、また考え直し、やり直しです(^◇^;)
和音を力強く出すときの弾き方として、鍵盤を掴むようにと指導いただくのですが、繋がってきますね。
やはり家のピアノを弾く時も、アップライトですが本来の綺麗な音を出してあげたいし、
何より上手になりたいので、私も引き続きがんばります!!
新しい記事と紹介されていたブログと動画も参考にしてさせていただきますね!
PS 先日もコメントしてみようとして書き込んだのですが、上手くいかなかったみたいです(;´Д`A
リベンジでもう一度チャレンジです。