選曲会議と増え続けるウィッシュリスト

9月からまた通常レッスンが始まるので、今は各時代区分からどの曲を選ぶが検討中。選曲は楽しい作業のひとつですよね。

Gariは通常のレッスン(夏の2ヶ月を除く期間)ではカナダのRCM(Royal Conservatory of Music)の指導要項に基づいて練習しています。RCMは、バロック、古典、ロマン派、印象派、現代と5つに分けた時代区分からそれぞれ曲を選んで、同時進行していくという方式。Gariは最初の1年目は全ての時代区分に取り組んでみたのですが、どうしても現代の曲は自分に合わないし、常に5曲を同時進行するのは負担が大きい上に、時間も限られているので、2年目以降は現代はカットしています。バロック、古典、ロマン派、印象派からそれぞれ1曲ずつ、合計4曲同時進行は割りといい感じで、自分にはあっている感じ。

選曲の際に役立つのがウィッシュリスト、「弾きたい曲リスト」です。


弾きたい曲リストは「10ヶ年計画表」のページにまとめています。弾きたい曲を見つけたらこの表にどんどん追加していきます。時代ごとに分けてまとめてあるので、選曲の際には結構便利。私の場合、圧倒的にロマン派のピースに弾きたい曲が偏っています。しかもショパンとリストのかなり難易度の高い曲ばかり。もう向こう10年では弾ききれない数になっちゃってる。

そして今悩んでいるのはロマン派のピース。そりゃぁ一般的には簡単なモノから攻めると言うのがスジってもんでしょうけど、ウィッシュリストの曲たちは全てがほぼ難易度最高峰。自分の実力からはかけ離れているものばかり。おそるおそるど先生にこのウィッシュリストを見せたわけですよ。「まぁ素敵なリスト。上手にまとめてるわねぇ。」と言いながら、ロマン派のリストを見ているど先生の目が・になっています。

「はい、分かってますよ、先生。全てが身の程知らずの曲ばかりでしょ。でもGariには時間がないんですよ。なんとかこれらを向こう10年に組みこんでいかないと。」

1年目のバラ1が中途半端に終わったにもかかわらず懲りない私。でも時間がないのだ。どうしても弾きたいこれらの大曲たちを弾かせてくだせぇ。

そしてGariの無謀なウィッシュリストからしぶしぶど先生が選んでくれたのが、「別れの曲」か「愛の夢第3番」。「別れの曲」の方が取り組みやすいかな。「愛の夢」は全体的に難しいところが盛り沢山だけど、「別れ」の方はあの一部分だけだからねぇ。

というわけで、9月から「別れ」のエチュード行ってみよう!この曲も大好きなんですよ。ワクワクするわぁ。もちろんウィッシュリストですから、全部大好きなんですけどね。

この選曲会議で「別れ」を決めた直後に、ポロネーズの遺作G♯マイナーをリストに追加。こっちの方がレベルちょっと低いみたいだからもうちょっと悩んでみようかなぁ。

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