2018年夏にポーランドへ旅してきました。
前回はショパンの生家を訪れた時のことを書きましたが、そこからワルシャワへの帰り道にこちら、聖ロフ教会へ寄りました。
レンガ造りの大きな建物はまるでお城のよう。
祭壇も素敵で、立派なパイプオルガンも。
こちらはショパンが洗礼を受けた場所で、この壺に清めの水が入っていたそうです。
ショパンの両親が結婚した場所でもあり、そこに刻まれたショパン家の名前の入った書類を見ると、ショパンは教科書の中だけの人ではなく本当に実在した人物であるということを実感させられます。
教会の裏手にまわると、素朴な風景。下の写真の手前は沼地です。ここでホースフライという厄介な虫に噛まれた私。ホースフライは不思議の国のアリスにも出てくるハエ。噛んでヒトの肉を食べるという聞いただけで恐ろしくなる虫です。噛まれても恐ろしい病気が移る心配はないそうで、ポーランドの田舎にはよくいる虫で、誰もが一度は噛まれた経験があるんだそうです。私の噛まれた傷も、あまり大きくは腫れずに、かゆみもたいしたことはなくおさまりました。普通の銀蝿のように見えましたが、足にとまった瞬間にチクッと痛みをかんじました。ガイドさんが見つけてすぐに追い払ってくれたので軽傷で済みましたが、あとから調べると肉片を噛み取られるくらい深い傷になることもあるらしい。
ジェラゾヴァヴォラのショパンの生家と聖ロフ教会は車で10分ほどの距離です。車がないといけないような場所なので私たちはChopin Passという現地のツアー会社を使いました。ガイドさんがミニバンでワルシャワからこの2つの場所へ連れて行ってくれます。教会の方は追加料金でのオプションでした。帰りはワルシャワのショパン博物館の前で解散するので、1日ショパン漬けになる素敵なツアーでした。
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