ショパン コンクール 第1次予選 〜 第2日目 (10月4日)

Gariのショパコン鑑賞日記

第1次予選は10月3日〜7日の5日間、モーニングセッションで8名、イブニングセッションで9名(最終日のみ8名) が演奏します。第1次予選で半分に絞られるので、だいたい各セッションから4〜5名が通過という感じですね。

自分が聴いた感じで、大変畏れ多いのですが、確実に通過しそうな方にはA、微妙な方にはB、おそらく無理そうと思った方にはCをつけてみます。ファイナルに行けそうと思った人には❤️マーク。

予備予選免除されたコンペティターにはDEマークをつけています。
DE : Direct Entry - 予備予選免除


Stage I 〜 第2日目 (10月4日)


モーニングセッション

ドイツのJonas Aumiller がもうやばかったです。これまでに聴いた25名の中では一番素晴らしい演奏でした。ファイナリスト間違いない感じの完璧な演奏。音色、正確性はもちろん、表現力が実に豊か。完全に音楽に入り込んでしまっていて、緊張する様子は微塵もなく、存分に音楽を楽しんでいる感じ。ジュリアード出身。もうずば抜けて良すぎて、❤️マークの上にピンクのバックグラウンドをつけちゃいました。

Jingting Zhu も素晴らしかったです。音色が美しく、1音1音丁寧にカナダていました。彼もジュリアード出身。

Piotr Alexewicz 〜 前回2021年のショパコンでもセミファイナルまで進んでいました。4年たってさらに貫禄、自信をつけてきています。



イブニングセッション

前回までにすごい人たちが続々と登場してきて、自分自身の耳が肥えてきているのを感じます。皆さんもちろん1次予選の舞台に立っているだけでもうすごい実力者さんたちばかりなのに、ここから半分に絞られるんです。全体的に甲乙つけ難いのですが、いわゆる優等生的な、楽譜の通りに間違わずに弾くだけでは次のステージに進めない、厳しい世界です。

午後の部からはあまりリマーカブルなコンペティターは見つけられませんでした。
❤️マーク無し、皆さん優等生的な演奏ですが、訴えるものがあまり感じられませんでした。皆さん甲乙つけ難く僅差なので、その中から勝ち抜いていくのは何かスペシャルなものを持っていないと行けないような気がします。

その中でも、CanadaのKevin ChenとChinaのXuehong Chen (2021年 Stage2) は音色が美しくて安定した演奏でした。おそらく通過しそうなのでA。

Kai-Min Chang 〜 2021年 Stage2まで行っています。今回も優等生的な落ち着いた演奏でしたが、どうでしょうか。他にもリマーカブルな方がたくさんいるので、微妙なところです。






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