Gariのショパコン鑑賞日記
第1次予選、始まりましたね。10月3日〜7日の5日間、モーニングセッションで8名、イブニングセッションで9名が演奏します。第1次予選で半分に絞られるので、だいたい各セッションから4〜5名が通過という感じですね。
自分が聴いた感じで、大変畏れ多いのですが、確実に通過しそうな方にはA、微妙な方にはB、おそらく無理そうと思った方にはCをつけてみます。ファイナルに行けそうと思った人には❤️マーク。
予備予選免除されたコンペティターにはDEマークをつけています。
DE : Direct Entry - 予備予選免除
Stage I 〜 第1日目 (10月3日)
モーニングセッション
初日のモーニングセッションに出場した8名のコンペティター、ハイレベルで驚きました。いきなり❤️3つです😄。
Jan Widlarz 〜 予備予選の時から注目しています。これぞ The Chopin という繊細で美しい演奏。Nocturne 出だしからオーラ有り、Walzは文句のつけどころない演奏。優勝候補のオーラを感じました。音楽に入り込んで、幸せそうに演奏していました。バラードのコーダはすごかったです。
Wiercinski 兄弟はお二人とも予備予選免除組。
お兄さんのAndrzejはもう舞台に入ってきた時から堂々たるオーラ。完全にプロの風格。音のクォリティも技術力もかなり高いです。前回2021年のショパコンでセミファイナルまで行ってます。今年30歳、最年長ですからね。経験も豊富でしょうし、貫禄があります。ややベートーヴェンを思わせるような太い力強い表現が多く、やや凝りすぎた感じの装飾もあり、 Gari好みではありませんが、オリジナリティーの高い、素晴らしい演奏でした。演奏が終わると会場から「おぉ〜〜!」と歓声が上がりました。
弟のKrzysztof はJan君同様、これぞ The Chopin というような美しい演奏でした。この方も音のクォリティが高く、Voicingも効かせてました。私は弟君の演奏の方が好みです。
Zitong Wang 2021年のショパコンでもStage Iに出ていました。音色が綺麗で落ち着いている優等生的演奏でした。
イブニングセッション
Yifan Wu 音のクォリティが高く正確。若いのに落ち着いている。
Ryota Yamazaki 非常に安定していて良かっです。音色が綺麗。終始落ち着いていて、優等生的な演奏でした。
Fanze Yang 16歳という若さで非常に落ち着いています。音がクリスタルクリア。技術的にも完璧な演奏。指がしなやか。
William Yang 予備予選免除。カーティスからジュリアードへ行っている優等生。まろやかな音色、高い技術力、終始落ち着いていて非常に素晴らしかったです。ファイナリスト候補だと思います。
初日からいきなり❤️マーク4つも出てしまいました。そして今回、シゲルカワイが多くなりましたね。
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