いよいよショパン国際ピアノコンクールが明後日から始まりますね。本日は第1次予選に進むコンペティターのことを記しておきたいと思います。
まず春に行われた予備予選参加者の中から、Gariのお気に入りは以下の5名。ポーランド勢が強いです。特にAntoni君、Jan君、Yehuda君は貴公子のようで、演奏を楽しんでいる様子が伝わってきました。私の理想とするショパンのイメージそのもの。Zuzanna さんは繊細で華麗な演技でした。Yubo君は正確で技術力が高く、注目したいコンペティターのひとりです。
2025年は予選免除者が多い!
1次予選に出場する84名のうち、19名が予備予選免除組。22.6%が予選免除ですよ。
ちなみに、2021年のショパコンでは予選免除は9名のみ、2015年の時の予選免除は7名。今年は2021年の時の2倍以上ということです。
なんとなく予選免除組のコンペティターが有利そうに思いますが、2021年に優勝したBluce Liu、2015年に優勝したSeong-Jin Choも予選免除ではありませんでした。
国別では中国が最も多い28名、次いで日本とポーランドからそれぞれ13人。
日本からはこちらの13名が1次予選出場です。
内田君、小林君、桑原さんの3名は予備予選免除でした。予備予選の結果で亀井君が選ばれなかったのはあまりに意外でした。内田君、京増君、進藤さんは2021年に引き続き2度目のチャレンジです。
そしてカナダからはこちらの5名。
Kevin君は予備予選免除です。カナダなのになぜアジア人?と思う方も多いかと思いますが、カナダは移民国家で、アジア系移民の数が多いのです。特にピアノ人口に限ると、中華系の人が多いですね。カナダ勢はDang Thai Sonに師事している人が多い傾向にあります。
10月3日から第1次予選が始まります。1次予選参加の89名から、約半分(約40名)が2次予選へ進みます。楽しみですね。
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