徒然なるままにピアノを弾く






坂本龍一さんの『僕はあと何回満月を見るだろう』という書籍を読んだ。さすがに偉大な芸術家は凡人とは違ったものの味方や捉え方をしているなぁと感心させられるくだりがたくさん詰まった本で、心に刺さった部分がたくさんあった。


この本の中で、今の自分のピアノライフに影響を与えてくれた言葉

“僕は昔からフォーマルなことが気に食わないのですが、その感覚は歳を重ねるごとに強くなっていると感じます。それで今は、ただ徒然なるままにピアノを弾いたりしています。一日数時間、ただ鍵盤に指を置いて出てくる音を楽しむ、それくらいの心構えでいいんじゃないかなって。”


毎日何時間練習するとか、4期練習法でいろいろな年代の曲を取り組むとか、スケールをやるやらない、練習曲は必要か云々、そういう自分なりのルールに縛られてのピアノライフより、徒然なるままに、ただピアノに向かって出てくる音を楽しむ、それくらいの心構えでいいんじゃないかな、と龍一大先生に言われてしまうと、説得力がありますね。

確かにがんじがらめにルールを張っても、徒然なるままに楽しんでも、例えば5年後の自分を想像したときに、結果は意外と大して変わらないのではないかという気すらする。結果が大差ないのなら、間違いなく徒然ピアノを選ぶかな。


徒然なるままに ピアノ

そのくらいの心の余裕が必要なのかもしれない



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