C6 しびれ 頚椎症

C6？今日は珍しく音楽とは無関係のお話

昨年秋から患っていた頚椎症のこと

症状

肩凝り、首凝りとはもうかれこれ何十年も共に生きてきて、もう痛みも感じないくらいガッチガチになっていた。もともと痛みには鈍感な方なので、多少の肩凝りがあっても当たり前のように過ごしてきた。2022年の秋ごろ、右腕がしびれ始めた。その後しばらくすると右手親指まで痺れが拡大し、ひところは24時間ずっとしびれている時期が数ヶ月あった。しびれの度合いは軽くピリピリする程度だが、何か深刻な病気の前触れなのでは？と不安になったものだ。

診断

親指がしびれる場合、C6と言う上から６番目の首の骨の辺りで神経を圧迫しているらしい。リモートワークで、姿勢が悪いまま１日８時間コンピューターワークをしていたので、首の周りの筋肉が硬くなって神経を触っているか、ひどいケースでは骨と骨の間のディスク(椎間板)が潰れることもあるらしい。

メディカルノートからの引用: 

頚椎症（頸椎症）とは、加齢によって(←オフコース！)椎間板などの頚椎構造に変性が生じ、頚椎を通る神経が圧迫されることでさまざまな症状が引き起こされる病気です。主な症状は、しびれや痛み、脱力感などですが、重症な場合には歩行困難や膀胱直腸障害などを生じることがあります(ひょえ〜😱)。

ワークステーションの改善

まずは自宅の机や椅子を改善するように勧められた。確かに会社では、長時間コンピューターワークをしても疲れにくいような素晴らしいワークステーションを使っているが、自宅で使っていた机と椅子は安っぽい学習机だったからなぁ。それを３年も使い続け、常に猫背で作業をしていた。手がしびれてきてもおかしくない。早速エルゴノミクスチェアーを購入し、パソコンの画面位置も目線と同じ高さになるように調整、キーボードは机の下に専用台を取り付け、仕事中の姿勢も意識して猫背にならないように心がけた。

フィジオセラピー

症状がでてから最初の３ヶ月は毎週フィジオセラピー(理学療法)に通い、首を温めたり、レーザーを当てたり、マッサージしたり、宿題として与えられた運動を日々やったりしたのだが、痺れは一向に改善する気配を見せなかった。３ヶ月後、フィジオの先生が「私ができるのはここまでです。このまま同じことを続けても改善する感じがしないので、鍼治療かカイロプラクティックを試してみたらどうでしょう」と言われた。

不安

ワークステーションを改善し、フィジオに通い、運動療法も真面目に３ヶ月やっても、しびれの具合は全く変わらなかった。これはもうつぶれてしまった椎間板は何をやっても一生治らないのでは？と不安になる。ピリピリしたしびれは痛いわけではないけど、やはりウザい。気分が悪い。

カイロプラクティック

その後藁をもすがるような気持ちでカイロプラクティックに通い始めたらねぇ、１回目の治療から「治りそう！」という確かな手応えを感じ、なんとみるみるうちに症状が改善し、３ヶ月後７回目の治療後に全く痺れがなくなったのよ〜！私のカイロの先生は、最初の頃はバキバキと音を鳴らすような治療はほとんどせず、首、肩周りの筋肉を手で指圧しながら骨格の歪みを調整していくという治療だった。あのバキバキ音が怖くてなかなかカイロや整体には行きたくないと思っていたので、私の意向を汲んでもらえてありがたかった。首を牽引するような感じで頸椎周辺をアジャストし、ディスクを正常な位置に戻すというアプローチが私にはとても良く効いた。治療を始めたばかりの頃は「鉄板のようにガチガチだった」私の首周りも、数回の治療でだいぶ柔らかくなった。最近では時々首、背中、腰をパキパキ鳴らされる治療も入ってきたのだが、先生との信頼関係ができたので、安心してお任せできるようになった。カイロの施術の後はいつも身体がスッと伸びた感じでバランスも良くなりなんともいい気持ちになる。

完治

完治。か〜んち！こうして発症後約半年目にして、痺れは完全になくなってしまった。しびれフリーライフ！なんて素敵！待てばカイロの日和あり😁もう一生しびれとお付き合いしていかなければならないかもしれないと覚悟を決めた時期もあったので、カイロプラクティックの先生が神様のように見えた。

予後経過観察

ちょっと良くなるとすぐに忘れてしまうのはいけませんね。それ以来、仕事中はなるべく姿勢を正しく座ることを意識し、適度に背中、首周りの運動をし続けている。ちょっと油断して一時期軽い痺れが戻ってきたこともあったが、すぐにまたカイロプラクティックの治療を受けて、症状は改善した。

頚椎症の治療はいろいろなアプローチがあるが、もちろん人によって効くものと効かないものがある。私の場合は運良くカイロプラクティックが効いてくれた。先生も「あなたの身体はすごくレスポンスが良く、私のアジャストメントに良く反応してくれる」と喜んでくれた。この記録が同じ頚椎症でお悩みの方に少しでも参考になればと思う。

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