バッハを弾いているピアノ愛好家の皆さんの中には
歌詞を自分でつけて歌ってみたことがある方
結構いらっしゃるのではないかな?
私ももれなくその1人
テーマ部分だけでも変な歌詞をつけてみると
どこでテーマが出てくるかがわかりやすくなるのです
「変な」歌詞、これ、ポイントですよね
おもしろい歌詞、耳につく歌詞、
だからテーマはここだよと、しつこく頭に入ってきます
「インベンション」「替え歌」をキーワードにYouTubeで検索してみたら
意外とあまりないんですね。
よく考えたら、「替え歌」ではなくて、「作詞をする」「歌詞をつける」という方が正しいんですよね。それでもあまりインベンションに歌詞をつけて歌っている動画は多くなさそうです。英語でも調べてみたけど、どうやら日本人しかそういうアプローチはしていないのかも。カラオケ大国日本ならではなのでしょうか。
YouTube検索で見つけた動画をいくつか紹介します。
インベンション 8番
インベンション 5番
私の大好きなインベンション5番、これを練習してる時に、こちら↓ の動画を見つけました。
テーマがわかりやすくて、「どんな髪にしよ♪ 少しだけ染めて♪」がキャッチーで、楽しく練習できちゃいました。
そして気づいたよ。バッハの作品って、いろいろな曲で同じリズムパターンが使われてるってこと。例えば、インベンション1番と13番の出だし。どちらのリズムパターンも全く同じじゃぁありませんか。歌にした場合、同じ歌詞が使えちゃうんですよ。インベンション5番の「どんな髪にしよ」のリズムはイタリア協奏曲第3楽章でもたくさん登場します。
キャッチーな歌詞をつけると、声部を意識するのにかなりお役立ち。ただし、欠点は、耳についてはなれない〜。ピアノから離れていても、「どんな髪にしよ」と耳タコになってしまうのです。
みなさんも歌詞をつけながらインベンション練習してみたくなりましたか?
コメント欄について
コメントは承認制ではありませんので、コメント欄右下の「公開」という文字をクリックしていただけると、即反映します。Googleアカウントが無い方でもご自由にコメントしていただけます。GoogleアカウントのBoxをクリックするとお名前を入力することも可能です。bloggerの不具合でコメントがうまく反映できない場合は、お手数ですが再度入れ直していただけると幸いです。
コメント
インベンション5番の「どんな髪型にしよ」は笑いました。
DTMってこんなことできるんですね。面白そうだな。
もとは教会音楽で神に捧げるようなメロディなんでしょうけど、、、
声部がたくさんあると、何か時々、右手のメロディの人、
ずっとブツブツ言ってんな、何を愚痴ってんだろうとか、
左手のバスの人がいきなり文句言ってきたとか、内声の人が囁き女将みたいとか、
バッハの旋律って、喋ってる会話に似てるところがあって、
現代では日常の何気ない会話に当てはまるよなと思い、ニヤけてしまいました。
わたしは曲に歌詞が浮かぶ人で、今練習中のエディットピアフも全編に歌詞がついてしまったのですが、お仲間がいらっしゃるのですね!なんだか嬉しいです♪
大真面目なところがまた可笑しい(笑)
クセになります。面白い動画を教えてくださり、ありがとうございました。ニヤニヤが止まらない(笑)
定期的に見ます!
私は、頭の中で常に階名が浮かんでいるタイプなので、歌詞と両立できず残念。
笑笑
面白すぎます!!
「どんな髪にしよ♪少しだけ染めて♪」が、頭の中をぐるぐる回るようになってしまいました。
単に面白いだけじゃなくて、フレージングがしっかり頭に入るところがスグレモノですね。「あ~、ここはしっかり切って歌い直すんだな」と分かりますものね。ちゃんと区切らずに漫然と弾いていたと反省しながら、やはり結局、笑い転げています(≧▽≦)