クライバーン アマチュアコンクール もうすぐ

ヴァン・クライバーンのアマチュアコンクールが10月12〜18日の日程で行われますね。

参加資格は35歳以上で、ピアノを職業としていないこと。プロのピアニストはもちろん、現在職業としてピアノを教えている人や作曲を仕事としている人は参加できないようです。音大ピアノ科卒業でも現在職業にしていなければ参加できるようで、コンペティターの紹介を読むと何人かは大学で音楽を勉強していた人もちらほらいらっしゃいました。

2020年1月16日が申し込みの締め切り日で、今回は205名が予選に参加していたようです。予選は15〜20分の範囲で演奏した曲をビデオで提出。今回のコンペティターは、ビデオ予選を通過した39名の方々で、38歳から最年長は72歳の方まで参加されるそうです。本来は2020年の開催予定だったものが、コロナの影響で2年遅れての開催です。

アマチュアの方々がどのようなパフォーマンスをされるのか。大人のピアノ愛好家としては、若手プロのコンクールよりも興味があったりします。みなさんほとんど職業を持っていらして、少ない練習時間の中でピアノを頑張っていらっしゃるので、すごいですよね。前回2016年コンクールのビデオもいくつか見ましたが、かなりレベルが高くて聞き応えがありました。

そして日本人の参加者の多いこと。今回も39人の予選通過者のうち、6名が日本人、2名がおそらく日系人(アメリカンジャパニーズとカナディアンジャパニーズ)。私が今回特に注目しているのは、私と同じく東京で生まれてカナダ国籍を持っているKen Iisakaさん。現在はアメリカ、カリフォルニア在住で、ご職業はソフトウェアエンジニア。2016年のクライバーンアマチュアコンクールでもファイナルまで進んだ実力者さんです。

コンクールの日程は以下のようになっています。

10月12〜14日 プレリミナリーラウンド 15分の演奏時間。曲目は自由。上位20人がセミファイナルへ進出。

10月15〜16日 セミファイナル 28分の演奏時間。曲目は自由。上位6人がファイナルへ進出。

10月18日 ファイナルラウンド 指定のリストの中からピアノ協奏曲1曲ひとつの楽章のみ。テキサスのフォートワースシンフォニーオーケストラと一緒に演奏。


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