悲愴を水泳とかけてその心は

ターンが肝心


Gariは水泳が苦手

ターンなんてもちろん出来ない




ソナタ悲愴の1楽章
ここの部分は手の交差の嵐。上から交差させる右手が左手に引っかかってもつれたり、なかなか綺麗に音が出なかったり。




そしたら先生が、「水泳のターンを思い出して」と言う。
ど先生。。。いつも比喩がおもしろい。

・次の音が遠くに飛躍するから、うまく「蹴り」を入れないと、手と手がぶつかったり引っかかったりしてしまう。

・焦って次の音に移ろうとして、移る直前の最後の音が短くカットされないがしろになってしまう。最後の音まできちんと出して(壁をきちんと蹴り込む気持ちで)から次に進む。

「楽譜の赤い矢印のところで水泳のターンを思い出して壁を蹴るように勢いをつけると、着地の音もしっかり出しつつ、交差する右手に勢いがつき、高さが出るから次の音に移りやすくなるわよ。」

これが意外に役に立ったので、記録しておく。確かに「蹴り」を入れると、加速度アップで遠くに移動するのが速くなる。ピアノも物理だなぁ。





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コメント

りんご さんの投稿…
Gariさん、こんばんは。そちらは今は「こんにちは」かなぁ?
わたしも水泳は大の苦手です(^_^;)
高校生の時に25メートル泳げなかったから夏休みに補習を受けたり
こっそり市営プールで練習して真っ黒に日焼けして学校で笑われたり💦
嫌な思い出ばかりです。
もちろんターンなんてできません笑

ベートーヴェンの悲愴、ターンを思い出すのですね!
わたしの場合ターンを思い出すと失敗しそうです(;´Д`)
音が飛ぶ時って飛ぶ音の鍵盤を目で見ていないと間に合いませんね。
あと無駄な動きをなくしたりと・・・難しいですね(^_^;)

最近、鈍くなった指の動きをどうにかしたいと思って
古典派のソナタを弾いていますが、なかなか正確に弾くことが難しいです。
古典派は鍛えられますね( ̄▽ ̄;)
匿名 さんのコメント…
りんごさん、こんにちは。Gariです。コメントありがとうございます。この部分は最短距離を狙おうとすると右手が左手にぶつかってしまって、この「ターン」をイメージするやり方が私には結構効きました。でも確かに無駄な動きになってしまっているのも確かですね。古典もバロック同様、正確に弾くことがすごく難しいです。先日悲愴1楽章を録音してみて、あまりのひどさに情けなくなってしまいました。まだまだ修行が必要そうです。