そもそも練習曲って パート2

そもそも練習曲ってなんぞや?

先日パート1で、いわゆる狭義での練習曲は必ずしも必要なものではないということを書きました。

パート2では「練習曲」のオプションについて考えてみます。全てのジャンルの曲が「練習曲」になりうるという信念に基づき、選択肢を検討してみます。


オプション1〜練習曲撲滅委員会
いわゆる練習曲は全くやらない!
レパートリー曲こそが練習曲。カナダRCM方式はこれ。それでもちゃんとまじめに長く取り組んだ生徒は音大に入ってますから、この選択肢も有りだと言えます。私もピアノ再開してこれまでの2年間はこの委員会所属。

オプション2〜トラディショナル型
バイエル、ツェルニー、ブルグミュラーなどトラディショナルな練習曲を順を追ってきちんと勉強する。子どもの頃習ってた時はこれでした。でも練習曲恐怖症でほとんど練習しなかったので、結局基礎力がついた気がしない。「練習曲」やらなかったら「憐終曲」

オプション3〜バッハ式
バッハのインヴェンション&シンフォニアを練習曲として使う。多くのブロガーさんがこの方法を取り入れていらっしゃって、やはりバッハは偉大だということを改めて感じます。オプション2及び3を併用されている方もかなり多いですね。私もこれまでの2年間でバッハが大好きになったので、インヴェンションを練習曲として使うと言うことに興味津々です。ちなみにカナダRCM方式は、常にレパートリー曲にバッハを入れることになってはいますが、インヴェンションもシンフォニアもそれぞれ2、3曲取り組んだら、フランス組曲、イギリス組曲、パルティータ、平均律など別のシリーズの曲に入ります。カナダRCM方式は一冊に入っている曲をを全て網羅するという概念はないんです。

オプション4〜無謀曲1日1小節方式
憧れの無謀曲を1日1小節ずつ練習することを練習曲の代わりにする。
これはすずかさんのブログ、「ピアノ練習記録帳」で紹介されていたやんごとなき素晴らしいアイディアです。1日1小節ずつ1日10〜15分くらいの練習曲枠をあてがい、1年経ったあかつきには、憧れの無謀曲が弾けているというボーナス付きプラン。いや〜これ、すっごい魅力的ですよ。練習曲枠って、通常は派手な結果を期待しない枠なので、このやり方で1年後には憧れの曲ができてるなんてステキ!これなら練習曲大好きになること間違いなし!懸念される短所は、楽しすぎて1日15分の枠を超えてしまい、他のピースに影響が出る可能性。一般的に憧れ曲とされる大曲は300小節以下のものがほとんどなので、プランとしても現実的。ちょっと実験してみたいアイディアです。

ベートーベン
 月光3楽章 200小節
 熱情1楽章 262小節

ショパン
 英雄ポロネーズ 181小節
 バラード1番 264小節
 舟歌 116小節
 


Gari の来年の練習曲、今まで通り練習曲撲滅委員会会員継続か、もしくは他のオプションへ行くか、悩み中です。




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