「終了」の基準

曲の「終了」の基準や定義、大人ピアノ学習者としては悩めるところです。











今の時点での私の場合、一応基準を以下のように整理してみました。過去に「終了」の基準を見失っていたために、無駄に時間と労力を費やしてしまったので、きちんと記しておこうと思います。

基準1:ある程度の速度で弾ける
そりゃ、プロの演奏と同じくらいの速度で弾けるようになるのが理想ってものですが、全ての曲がそこまで行けるとは限らない。YouTubeでいろいろな人の演奏を聞いて、一番ゆっくり目の演奏人のさらに80〜90%程度のスピードで弾くことを目指しています。

基準2:最小限のミスタッチ
ミスタッチ無しというのは今までなかなかできた試しがないです。1ページあたり3回までのマイナーなミスは許す!というちょっと甘々な基準にしています。

基準3:ある程度の音楽性をつけられる
旋律がある程度聴こえるようにするとか、ダイナミックを大まかにつけることができるようにするなど。今の実力ではあまり多くは期待できないので。

基準4:動画に撮って、自己満足でOKの範囲に入っている
動画に撮ってみないことには、上の3つの基準を客観的に見ることが出来ないので、常に動画に撮ることを心がけています。私の場合、終了間際に動画に撮るというのに重点を置いています。

基準5:先生に合格をもらう
先生が合格💮くれれば、もう胸を張って合格!かと思いたいのですが、先生に自分自身の「合格の基準」をきちんと伝えていない場合、良い方向にも悪い方向にも食い違いが出てくるものです。先生が甘すぎるケース、先生が厳しすぎるケース、どちらも良くないですよね。先生の合格基準に疑問を感じた時には、先生ときちんと相談するって大事なことですよね。すでに先生との信頼関係がきちんとできあがっている場合は、先生が合格くれたらそこで気持ちよく終われるので、一番理想的な状態なんでしょうね。

基準6:一定の期間内に終わる
あまり長くひとつの曲に取り組み続けていると、飽きてきてしまったり、これ以上どうしても伸びないというプラトーに達したり。その結果、ダラダラと続けていると、無駄な時間と労力を費やすことになりがち。ひとつの曲に取り組む前に、どのくらいの期間で完成させたいのかを決めておき、期間内に終わらなければ一旦終了とする。悔しいけど、後から出直してくると、意外とスムーズに弾けることもあるのです。

以上、総合的に見て、全てがクリアできれば理想的なのですが、4番の「動画に撮る」という作業は、どんな結果であろうとも最低限やって行こうと思っています。それから、私の場合は長引く取り組みも苦手なので、6番の期限が来たら一旦終了というのもね。結果が良くても悪くても、締切りの日が来たら動画に撮って終了というところでしょうか。大人ピアノ再開2年目、まだまだ模索中です。



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