オクターブの癖を改善

昨日のレッスンでは私の悪い癖を指摘を受けて目から鱗でした。こういう時、あ〜やっぱり先生についてて良かったと思いますね。

月光第2楽章ではオクターブが連続で出てくるんです。この曲はそれほど速くないのですが、それでもオクターブの連続は苦手。私の手で届くのはオクターブが限界。いつもオクターブが連続する曲では手首から腕にかけて痛くなる。写真の青い丸で囲んだ部分ね。


昨日のレッスンに相談すると先生はこの青色で囲んだ部分を丁寧に触って、痛いところをピンポイントで教えろと言います。そして私のオクターブを弾く手の形をじっくり観察した結果、オクターブを弾くときの悪い癖2点指摘されました。

□  手を思いっきり無駄に開きすぎている。その結果親指の付け根の関節が反り返っている。上の写真の赤い矢印部分。その結果親指を動かす筋肉に痛みが出る。

□ 手を思いっきり開きすぎていて、人差し指と中指もぴーんと張った状態のまま弾き続けている。その結果この2本の指から繋がる筋肉が手首や腕の痛みとして現れる。

1番めの癖を直すには、親指の付け根にある関節をもっと外側に押し出すような感じで手を開く方が良いそうです。そうすることによって鍵盤を上からつかむような感覚で弾くことができる。親指の付け根の関節は軽く「く」の字を描くような感じ。

2番めの癖を直すにはもっと人差し指と中指をリラックスさせて自然に鍵盤に沿うような感じ。これらの指をぴんと張っても手の大きさ、届く範囲は変わらない。たしかに先生のおっさる通りです。

それから私の場合、手首がかなり上がってしまっていました。これは人によって好みがあるそうなんですが、手首を意識的に下げる方が自分には自然な感じがしました。


以上の点を改善させた写真(下)を見ると、確かに手、指、全体がリラックスしているように見えますよね。しばらくこれを意識して取り組んでみようと思います。








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