🎹 Bach - Well-Tempered I - Prelude and Fugue in C Major

 今年に入ってから30年以上ぶりにバッハに取り組みました。インヴェンションを2曲、シンフォニア1曲、ファンタジアを1曲習った後に噂の平均律をトライしてみることに。子どもの頃のレッスンでは確かシンフォニアを1〜2曲終わらせたあたりで辞めているので、平均律は未知なる世界。何も考えずにとりあえず1番からと思ってハ長調のピースからスタートしたのですが、後から調べるともっと難易度の低いピースもあったようで少し後悔。

当たり前のことですが、声が増えるにつれて難しくなっていきます。この平均律1番のフーガは4声で「今まで感じたことのない種類の難しさ」を体験しました。譜読みの段階からかなり手こずり、この曲を弾ける日は来るのだろうかと心配になったことも。ところが不思議な面もあり、ある日突然「あれ?結構いけるかも」と急に弾けるようになるような感覚も体験しました。譜読みが終わってからもさらにレッスンは続き、各声部が歌っているのが聞こえるように弾くというのがどれだけ難しいかということも新しい発見でした。なんだかこの難しさが心地良く、また別の曲も弾いてみたい!と思っています。

いつものようにかなり完成度の低いままの演奏ですがよろしければお聴きください。今回の動画はプレリュードとフーガの二本セットです。

プレリュード1番ハ長調


フーガ1番ハ長調



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