できない!ポリリズム3:4 克服 ごっだむバター🧈

 

本日はピアノの先生に教わったバターのお話。


先日のレッスンで私、3:4のポリリズムができてないということを指摘されたんです。自分ではできているつもりだったんで、たち悪いですよね。

例えばこういうパターン。右手が8分音符の三連符で左手が16分音符これを一拍の中に綺麗に収める。右手は一拍を三等分、左手は四等分するわけです。

では3と4の最小公倍数は12。一拍を12等分して書き直してみると、右手と左手の位置関係が理解できます。はい、頭では理解できます。



ところが私、リズム感が無いみたいです。どうしても左右の手それぞれを等分するような刻み方ができない。できてるつもりなのにできてない。誤魔化して適当に収めちゃってるので、きちんと一拍を等分できていないと先生に指摘されたのです。鍵盤から離れてとりあえずピアノの蓋を叩いてリズムを取る練習を散々先生に付き合ってもらったのですが、時間をかけても習得できない私。片手だけならできるのに両手合わせるとどちらかがつられてリズムが狂ってしまう。合唱で自分のパートがきちんと歌えないケースに似てますね。いつも使っていない部分の脳みそにムチ打ってる感じです。

そこで先生、「じゃぁもうしょうがないので、『バター🧈方式』で行きますか。あまり綺麗な言葉じゃ無いんですが、”Pass the goddamn butter” って言ってみてください。」

「パースだゴッダムバター」

それを上の音符に当てはめて言ってみます。


これが意外に効果大で、あら不思議、弾けちゃいました。ちなみに先生は音大の教授に教わったそうなんです。ドラムの生徒たちにも非常に重宝がられているメソッドなんだそうです。
今やっているショパンのバラード1番の112小節目。上の例とは逆で右手が四拍、左手が三拍のパターンです。早速書き込んじゃいました。弾く時も呪文のように「パースだゴッダムバター!」と言いながら弾いていてちょっと情けない感じです。やっぱりこういう時に先生についてて良かったと思いますね。気づかずに間違えていた場所を指摘してもらうだけでもありがたいです。そして今回のような奥の手はほんとに助かりました。




ちなみに北米ではこんなグッズも普通に売られているんですね。ミュージシャンの間ではこの言葉をみると、「あー、3:4のポリリズムね。」というくらい普通に知られていることのようです。






コメント

KAORU さんの投稿…
GARIさん、グッドモーニング❗️(気持ち、ちょっと英語😅)
3:4のリズム、難しいですよね〜。僕も先生と右手と左手、膝打ちリズム練習してました。
未だに苦手です😅
裏技、おもしろいですね❗️どんな意味なんですか?
参考にしたいと思います。
また、記事楽しみにしてますね😊
(iPhoneで書いていたらGoogleにログイン求められ2回書いてしまいましたダブってないかな😅)
Gari さんの投稿…
KAORUさん、退院早々にコメントしていただいて恐縮です。無理なさらずゆっくり休んでくださいね。“God Damn it” はよく北米の映画やドラマでは耳にしますよね。Google翻訳では「なんてこった」なんて訳されてます。Goddamnになると「怒り」を表す形容詞的に使われてて名詞の前につけて「むかつく」が近いかんじでしょうか。例えば「Goddamn car!」だと「このむかつくポンコツ!」。Goddamnバターを「むかつくバター」と書いてもなんかセンスの無い翻訳家って感じですよね。。。