🎹 Chopin - Nocturne No.21 Opus Post

 夏のノクターンマラソンからショパンの2つ目の遺作、No.21ハ短調を撮ってみました。No.6と並んで最も弾きやすいショパンのノクターンです。メロディはかなり暗く、悲しく、弱々しい感じです。病いと戦いながら書いたのでしょうか。曲の構成はNo.20に似ている感じがしました。

遺作なので実際にショパンが何年にこの曲を書いたのか様々な議論がなされていたようですが、エキエル説の他界する直前に書かれたとすると説が有力視されているようです。

一つ前のNo.20嬰ハ短調の遺作は製作年が1830年ということが確認されており、ショパンが20 歳の時に書かれたそうです。No.20も同じくらい暗く、悲しく、病床で書かれたのではと思わされる作品ですが、そうではなかったんですね。

遺作というのはおそらく理由があって作曲家本人が生前に発表しなかった作品なのに、それを後から見つけて発表するなんてかわいそうすぎると幼かった頃の娘が申しておりました。確かにショパン本人が曲の出来栄えに不服だったのか、個人的に大切な人に贈るために書いたものだから「特別」な意味を持たせるためにあえてリリースしなかったのか分かりませんよね。


相変わらず完成度低いですがよろしければお聴きください。




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