アルペジオに苦戦



ハノンNo.41のアルペジオで苦戦している。楽譜にはスピードが♩=60〜108と書かれているので、♩=60からスタートして少しずつスピードを上げ、現在♩=95まで来たところで頭打ち。これ以上早くできそうにない。他のピースは♩=108まで上げられたのに、どうしてもアルペジオだけが難しい。自分の弱点が浮き彫りになった。しかも16分音符で♩=95ということは、一拍に4回たたかなきゃいけないということで、そうするとドミソド、ミソドミ、ソドミソと少しずつ変わったパターンで上がっていく。これをドミソ、ドミソ、ドミソ、ドミソの3連符に変えれば気持ち的に弾きやすい気がしてちょっと算数をしてみた。



♩=120にメトロノームを合わせて一拍の中で三打するパターン。するとやっぱり予想通り、あら不思議、弾けちゃった。ちょっと良い気分になっていたら先生から怒られた。「Gariさんはハノンの意向をモディファイしています!このアルペジオは楽譜にある通り、ドミソド、ミソドミ、ソドミソのパターンで変化していくことに指を対応させるのが狙いですから、ドミソ、ドミソ、で易しいパターンに勝手に変えてしまえば、そりゃもちろん弾きやすくはなりますが、それでは修行になりません!」相変わらず厳しいなぁ、ど先生。せっかく算数やったのに。。でもなんで弾きやすくなるんだろう。脳への信号が同じパターンの方が受け入れやすいということなんだろうか。こういう答えのない疑問ってピアノをやってるとたくさん湧いてくる。

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